バスボート トレーラー 慣性ブレーキ 修理 UFP A‐30 アクチュエーター

Byナオト

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今日はバスボート ボートトレーラーの慣性ブレーキの交換修理について!

長年の劣化にてオイル漏れを起こしたので、ブレーキが利かなくなっていました。

このままバスボートを引っ張ると大変危険ですね!!

しかし、仕組みが分かれば、意外と簡単なので、自宅でできちゃいます(^^)

車のブレーキと同じ油圧式なのでオイル入れるだけ!!

車屋さん、ボート屋さんにできるかお願いしてみましたが…四国ではどこもやっていませんでしたので、独学でやったりました!

慣性ブレーキはかなり特殊な装置なので、普通の車屋さんには嫌がられます(笑)

必要なものは大まかにこんなもの♪♪



ポイントはアメリカ製のトレーラーなので、インチ表示のナットが必要!

3/8インチね!!

日本製のでやるとなめちゃいます!!

妥協せずに変えましょう(^^)

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まず、リングを外します。

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全部で四か所ね!

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サビがないものだったら、すんなり取れますが、サビ錆のものは、これでカナヅチ!!

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順番は前後どちらから外してもOK!!

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全部取れましたか??

では次…

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3/8インチナットの出番です!

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フライングで外しちゃったけど、オイルのホースを外すだけね(^^)

左上に見えているのが、オイルをタイヤまで運ぶホースです。

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これで、やっと脱着可能と思いきや、ソレノイドから配線が繋がっているんですよね~

分かりますか?

三又の配線になっているのが(^^)

青の配線に黒がきてますね(^^)

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防水テープを剥がして、配線を分解!

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このペンチが使いやすいよ(^^)

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配線取り外せば、もう本体と繋がっているものはないので、そっと前から引き抜きます!

すぽーーーん!!

空洞~

なかなか錆びてますね!

奥に見えているのが、ブレーキオイルが通るホースね(^^)

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抜き取ったパーツを並べてみましょう♪♪

全く同じ UFP A‐30 アクチュエーター 

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すごい劣化ですね!!

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これでは、どこからオイル漏れがあっても納得ですね!!

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そのあとは、新しいアクチュエーターを挿入するだけ(^^)

ん?

ナットがなめてる??

そうです、最初は妥協して日本製のナット外しを使いました(笑)

必ず3/8インチを使いましょお!!

あとは、青の配線を元にあった配線に繋ぐと、トレーラのバックランプが着くとオイルが逆流して、坂道でも慣性ブレーキが利かない代物♪バックソレノイドですね(^^)

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そして、装着後はもちろんオイルを入れなければ、意味がありません。

オイルはブレーキフルードのDOT4

DOT3があればベストらしいですが、そこまで大差はないとのこと(^^)

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オイル注入箇所はこちら!

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トレーラーのタイヤの内側には11ミリのニップルがあり、そこからエア抜きが可能!!

二人係を推奨!

一人はオイルを足しながら、圧をかけます。

二人目はタイヤの下に回り込み、ニップルを緩め、空気がオイルに変わったらすぐに締めれる準備をしましょう(^^)

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交換完了!!

オイル漏れもなし!!

慣性ブレーキ良好!!

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さて、気になるお値段はアクチュエーター代で35000円!!

下手に修理するよりも、丸ごと交換が安くて手っ取り早いかも(^^)♪♪
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